読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

重要な一週間!今週のイベントをおさらいしよう!!

f:id:fxtradelab:20170306185718j:plain

 

先週(2月27日~)は注目のトランプ米大統領による
施政方針演説が控えているということもあって、
週初は時折強い反発もありましたが、
本格的に動かないまま頭の重たい展開が続きました。

火曜(2月28日)の深夜には先週安値を割り込んで、
一時は111円半ばの年初来安値に肉薄する局面もありました。

ですが、この局面を下ヒゲで乗り切ると、
ここから下落の流れが一変してしまいました。
強い上昇で、なんと114円後半までほぼ一本調子で上昇。

この上昇のきっかけはダドリー ニューヨーク連銀総裁の
コメントで、市場の3月利上げの思惑が高まったこと。
その後のトランプ米大統領の施政方針演説は、
期待する内容はなかったものの無難に乗り切った形で、
それまでのトレンドが後押しされたという流れです。

ただ、週末前に起きた強い下げは少々気になりますね。
このあたり、115円という節目手前の攻防が要注目です。
それでは、先週の相場を詳細に振り返っていきましょう。

FX課長が振り返る!先週の相場概況

先週のドル円はやはりなんと言っても
週中盤からの強い上昇がポイントとなりました。
これを中心に、

(1)週初の頭の重たい流れ
(2)週中盤からの一本調子の強い上昇
(3)週末前の気になる下落

の3つに分けて振り返っていこうと思います。

(1)週初の頭の重たい流れ

初めにドル円の前週(2月20日~)の動きですが、
強い下落で113.80円から112円も割るところまで
下落して、かなり安値に近いところで引けていました。
この下落がどこまで続くかが先週のポイントでした。

そして、先週月曜(2月27日)の動きですが、
いったん下落は終わってジリジリと上に戻す展開。
上昇の勢い自体は大したものではありませんでしたが、
深夜にカプラン ダラス連銀総裁の利上げに関する
コメントをきっかけに、急上昇して112.80円まで
値を戻す局面もありました。

しかし、翌日火曜(2月28日)はこの勢いは続かず
ジリジリ下げる展開がずっと続きます。
ついには先週安値111.90円も割り込んで、
深夜には、2月の初めにつけた年初来安値111.60円の
すぐ手前にまで下落します。

ただ、ここは節目の手前でいったん強めの反発、
1時間足で下ヒゲをつけるような形となっています。

(2)週中盤からの一本調子の強い上昇

この火曜深夜の年初来安値に肉薄した後に、
いったん上に戻している局面で、
FOMCメンバーの発言が相次いで出てきます。

いずれも利上げに対して積極的なコメントでしたが、
とくに、ダドリー ニューヨーク連銀総裁の発言が
3月利上げに対する市場の思惑を強くし、
ドル円は一気に上に吹き上げる動きが起こりました。

トランプ米大統領の施政方針演説が
もうすぐという状態だったので、
ここで動き出すのはちょっと意外な展開でしたが、
この上昇の中で、トランプ発言を待つことになります。

そして、施政方針演説での発言内容では、
とくに期待されていた減税政策に関する具体的な話など
プラスのサプライズ情報はなかったものの、
マイルドな発言だったこともあって、
市場にマイナスの影響を与えることはありませんでした。

警戒感から下げる局面もありましたが、
この演説を受けて、それまでの上昇トレンドは
しっかりと継続していくという形となっていきます。

このまま上昇が続き、木曜(2日)には114.60円、
金曜(3日)には114.70円というところまで
値を伸ばす展開となっています。

(3)週末前の気になる下落

ちなみに、この金曜の上値をつけた後は、
強い下落で一気に113.80円まで値を落としています。
このきっかけはイエレンFRB議長の発言で、
3月利上げに対して積極的な内容でした。

普通だとドル円の上昇要因となる内容ですが、
週末前というところも大きかったのかもしれません。
いったんはこれによる上昇で利益確定が集中したのか、
1時間足でも上ヒゲを作った長い陰線になっています。

また、この上値で押さえられたところが、
ちょうど1月19日高値と2月高値を結んだライン
になっていうというのもちょっと気になりますね。
要は111円~115円の揉み合いの上限ですが、
ここでの動きには、今週は要注目だと思います。

今週の重要イベントをPick up !

(★…最重要 ☆…重要)

・3/6(月)

09:30 【豪】小売売上高<1月>
24:00 【米】製造業新規受注<1月>
29:00 【米】☆カシュカリ ミネアポリス連銀総裁発言

・3/7(火)

12:30 【豪】豪中銀金融政策発表
16:00 【独】製造業新規受注<1月>
19:00 【EU】域内総生産(GDP)-確定値<10-12月期>
22:30 【米】☆貿易収支<1月>
29:00 【米】消費者信用残高<1月>

・3/8(水)

未定  【中】貿易収支<2月>
08:50 【日】経常収支<1月>、貿易収支<1月>、GDP-改定値<10-12月期>
14:00 【日】景気先行指数-速報値<1月>、景気一致指数-速報値<1月>
15:00 【日】景気ウォッチャー調査<2月>
16:00 【独】鉱工業生産<1月>
16:45 【仏】経常収支<1月>、貿易収支<1月>
21:00 【米】MBA住宅ローン申請指数<前週>
22:15 【米】☆ADP雇用統計<2月>
24:00 【米】卸売在庫<1月>

・3/9(木)

09:00 【日】毎月勤労統計調査<1月>
10:30 【中】消費者物価指数(CPI)<2月>、生産者物価指数(PPI)<2月>
21:30 【米】チャレンジャー人員削減数<2月>
22:30 【米】輸入物価指数<2月>、輸出物価指数<2月>、新規失業保険申請件数<前週>
22:30 【EU】ドラギECB総裁発言

・3/10(金)

08:50 【日】大企業業況判断指数<1-3月期>
16:00 【独】経常収支<1月>、貿易収支<1月>
18:30 【英】鉱工業生産<1月>、製造業生産<1月>、貿易収支<1月>
22:30 【米】★雇用統計<2月>
28:00 【米】月次財政収支<2月>

【注意!】
ドル円への影響度合いを考えてピックアップしています。

 FX課長の目線!今週の相場見通し

先週のドル円は強い上昇を見せましたが、
引け前に強い下落を見せています。
この下落が、今週のスタートにどういった影響を見せるか、
それがちょっと気になるところだと思います。

先週の相場復習の(3)でも触れていますが、
この上値を押さえられたラインが気になりますし、
上は115円というラウンドナンバーも控えています。
強い上昇で一気に上に来たわけですが、
ちょっと上は重たくなりやすいような気もしますね。

そういう意味では、いったんは週初は下げる可能性も
あるのかな、というイメージを持って見ています。

ただし、ここまで上げてきたのは
3月利上げという思惑が出てきたからです。
この材料は、今週金曜(10日)の米雇用統計、
さらに来週のFOMCで非常に強く意識されます。

それを考えると、
下にどこまで伸びるのかは未知数で、
ここでの下げ具合によっては、FOMCにかけて
次の上昇が期待できる形になる可能性もありそう。

ちょっと板挟みで片一方に張りにくい状況ですが、
今週は意識されるラインの攻防なので、
今後の展開にとって重要な1週間と思っています。

 気になるラインをPick up ! 

(★…最重要 ☆…重要)

★115.60 1月19日高値
★115.00 節目
★114.90 2月高値
☆114.70 先週高値
 114.00 節目、先週金曜安値

ー現在値ー

★113.50 先週水曜深夜下値
☆113.20 先週の上昇の半値押しライン
☆113.00 節目
☆112.80 先週月曜高値

【注意!】
週末時点で、FX課長が意識しているラインです。
値動きによって随時変わっていくので、ご留意ください。

FX課長が考える!今週の取引戦略

今週は今のところの感覚では、
まずは先週引けにかけての下落に注目して、
入れるチャンスがあれば
短期的に戻り売りを狙うのもありかな、
というふうに思っています。

ただ、この下落が単なる週末前のポジション調整の
可能性もあるような気がしていて、
その場合はあっさりと上に戻ってくると思います。
このあたりの戻し方次第では、
目線が変わってくるので注意して見ていくつもり。

そして、この下げをこなした後に、
3月利上げネタが控えているので、
金曜の米雇用統計、FOMCにかけては買いを入れる
タイミングを計っていきたい、と思います。

もし、この流れで115円を上にブレイクすると、
111.60円で2度反発しているので
ダブルボトムが成立してくることにもなります。
そうすると上に伸びやすい形になってくるので、
そのシナリオもしっかり頭に入れておきたいですね!