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次々くる波に備えよ!三月利上げと経済政策に注目!

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こんにちは、FX課長です!

今週(2月27日~)のドル円は、前週からの下落の流れのまま、
基本的に頭が重たい展開を続けていました。
大注目のトランプ米大統領の施政方針演説前に
強く意識されていた年初来安値の111円半ばのブレイクを
トライするような下落も起こっています。

しかし、火曜(2月28日)にダドリー ニューヨーク連銀総裁が
3月利上げに対してかなり踏み込んだ発言をしたことで、
一気に流れは変わります。
111円半ばから急反転、ドル円は強い上昇で113円台まで上昇。

そんな動きの中で、トランプ米大統領の施政方針演説を迎え
具体的な中身は出なかったものの、財政出動や減税について
積極的な姿勢を見せたことが好感されて、上昇が継続。
現在は、114円には乗せられていないものの、
113円半ばをしっかりキープしての推移を続けています。

流れが変わりそうな雰囲気を見せているドル円ですが、
現在の市場テーマごとに、状況を確認していきましょう。

課長が解説!現在の市場のテーマ

・アメリカの利上げ動向

昨年最後のFOMCでの声明以降、
今年度は利上げが3回行われるという点について、
市場でのコンセンサスは構築されていました。
ただ、3月利上げについては懐疑的な見方が多かった、
というような状態だったんじゃないかなと思います。

ここのところ、FOMCメンバーによる発言で
年3回の利上げや、3月利上げの可能性について、
度々触れられていたように思いますが、
相場の反応としては一時的であったりして、
そこまでの動きは出ていなかったという感じでした。

しかし、この3月に利上げが実施されることについて、
火曜のダドリー ニューヨーク連銀総裁の発言から
大きく市場のスタンスは修正し始めていて、
かなり3月利上げを現実的なものと見始めたような
雰囲気になってきました。

となると、3月FOMCの注目度は俄然高まりますね。
なお、日程は14日(火)、15日(水)。
その前に10日(金)には米雇用統計もありますが、
このあたりを意識しながら相場を見たいですね。

・トランプ政権の政策に対する期待と不安

ここまで、トランプ政権がどこまで強い経済政策を
実現できるかということで、
その発言は度々注目を集めてきました。

ですが、なかなか具体的な内容まで踏み込んだものは
出て来ておらず、懐疑的な見方も徐々に出てきている
ように思います。

ここのところのドル円の調整の下落局面というのも、
チャート的な部分ももちろんありますが、
そういった要素は決して少なくないでしょう。

そういった中、火曜(日本時間では水曜の午前中)に、
トランプ米大統領の施政方針演説が行われました。
結果的に見ると、ドル円はダドリー発言以降の上昇を
継続させて続伸という動きになっていて、
ポジティブに市場に受け止められたようにも見えます。

ただ、より踏み込んだ具体的な内容が出たわけではなく
無難にやり過ごしただけというような印象もあって、
とくに材料視できるようなものはなかったと思います。

あくまで、ドル円が上に突き抜けるには
より具体的な内容が提示される必要があると思うので、
今後も引き続き、政策の中身についてのコメントには
注目が必要ですね。

ということで、次は予算教書が出される13日(月)が
重要になってくるように思っています。

コラム「今の状況を整理すると・・・」

今週は、トランプ米大統領の施政方針演説が大注目だった
わけですが、ドル円の上昇の起点となったのは
ダドリー ニューヨーク連銀総裁の発言でしたね。

しかも、結果的に、年初来安値111.60円付近で
きれいに反転した形になっています。
「初めから、このラインで逆張りをしておけばよかった!」
なんて思っちゃいますが、まあ、相場ではよくあることですね。

現在の相場のポイントになってるのは上の通りですが、
FOMCの3月利上げと、トランプ政権の経済政策です。
この2つのポイントがどうなっていくかというのと、
それぞれの材料が出るポイントを整理していくと、
今後の相場が見やすくなるように思います。

まずは、10日(金)の米雇用統計ですね。
大きな指標なので毎月注目されていますが、
とくに3月利上げがあるかどうかには影響しそうです。

そして、13日(月)に予算教書が出される予定で、
ここでは、トランプ政権の減税政策や財政出動について
より踏み込んだ内容が期待されます。

翌日14日(火)からはFOMCが始まり、
15日(水)に利上げがどうなるかが発表されます。
直近の動きではこれに対する思惑でもって
ドル円は上昇しているので、この結果も注目ですね。

このあたりの重要イベントの時間軸を意識しておくと、
相場の流れが見やすくなると思うので、
今後の取引戦略の参考にしてみてくださいね!