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今週のイベントをチェック!トランプ演説に備えよう!!

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先週(20日~)のドル円は、週初はいったん
主にスピード調整という形で上に戻しました。

ただ、火曜(21日)、水曜(22日)の上昇局面で
114円台に載せられずに押さえ込まれると、
それ以降は、強い下落の展開となっています。

結局、前週(13日~)安値の112円半ばをブレイク、
週末前には、一時は112円を割り込む局面もあり、
引けも112円前半という形になっています。

もうすぐ先々週(6日~)につけた年初来安値の
111円半ばも見えてきていますが、
今週(27日~)はどんな展開を見せるんでしょうか。
先週の相場を詳細に振り返っていきましょう。

FX課長が振り返る!先週の相場概況

先週は前半は上に戻す展開、後半は下をトライする展開。
ということで、

(1)前半の戻しの上昇局面
(2)後半の下値トライの下落局面

の2つに分けて振り返っていこうと思います。

(1)前半の戻しの上昇局面

前週(13日~)の後半は、115円手前からの強い下落で
週引けは安値に近い113円あたりで引けていました。
先週はこの下げがどこまで続くかがポイントでしたが、
いったん週初は下げが止まる形となっています。

月曜(20日)はアメリカが祝日だったこともあり、
動き自体はあまり大きくなかったんですが、
113円前半でヨコヨコする展開でした。

翌日火曜は、東京時間から強い日経平均に連れて
ドル円も勢いのある上昇を見せ、113.70円まで上昇。
その後も上を突っかける動きとなります。

しかし、火曜の上値トライが
113.70円、113.80円、113.70円というところで
3度止められると、翌日水曜からは下げが再開。
この日の夜10時過ぎには113円を割る局面もありました。

ただ、このあたりでフランス大統領選挙に関連して
中道のマクロン氏・バイル氏の共闘合意のニュース、
これにより極右のルペン氏の当選への警戒感が下がり、
ユーロを中心にリスクオフの逆戻りの動きとなります。

ドル円もこの影響で、一時的に強い上昇を見せ、
再び上値トライ。
113.50円も上抜けしたところで、
日本時間深夜のFOMC議事録の公表を迎えます。

(2)後半の下値トライの下落局面

このFOMC議事録の公表に関連した動きが
1つのポイントだったように思います。

公表された中身としては、
FOMCメンバーの利上げには積極的なコメントもあり、
注目の3月利上げの可能性への思惑も膨らみ得る
ようなものでした。

しかし、同時にドル高が経済失速を招く可能性にも
触れていて、ドル高けん制の要素も含まれていました。

これを受けて、ドル円は一瞬は上昇で反応しますが、
それはそれまでの上値にも届かない形。
その後は下落を見せ、113円を割る局面も。
ただし、その後はいったん戻して
翌日木曜(23日)に入ると、
113円前半でジリジリとした動きが展開となりました。

ここのところFOMCメンバーが3月利上げの「可能性」を
しきりにアナウンスしているような印象もありますが、
あまりドル円は上昇の反応を見せていない感じ。
加えて、FOMC議事録でのこの反応ということで、
頭の重さが意識されるような局面だったと思います。

ただ同時に、あの強い下落で113円を割り込んでも
下にも走らず、112円台においても妙な固さもありました。
これにとどめを刺したのが再びアメリカの要人の発言。

木曜の夜にムニューチン米財務長官のインタビューで、
「ドル高に問題あり」、「低金利が長期間続く」といった
コメントが出てきたことで、
ドル円は再び強い下落を見せます。

今度はFOMC議事録で跳ね返された112円台に
きっちりと食い込んでいくと、翌日金曜(24日)は
下落が加速する展開となっていきます。
結局この日のうちに一時は112円を割る局面もあり、
週の引けも112.10円あたりと低い水準になりました。

今週の重要イベントをPick up !

(★…最重要 ☆…重要)

・2/27(月)

19:00 【EU】消費者信頼感-確定値<2月>
22:30 【米】耐久財受注<1月>
24:00 【米】住宅販売保留指数<1月>

・2/28(火)

08:50 【日】鉱工業生産-速報値<1月>
09:01 【英】GFK消費者信頼感<2月>
09:30 【豪】経常収支<10-12月期>
14:00 【日】新設住宅着工戸数<1月>
16:45 【仏】消費者物価指数(CPI)-速報値<2月>、国内総生産GDP)-改定値<10-12月期>
22:30 【米】☆GDP-改定値<10-12月期>
23:00 【米】ケース・シラー住宅価格指数<12月>
23:45 【米】シカゴ購買部協会景気指数<2月>
24:00 【米】消費者信頼感指数<2月>、リッチモンド連銀製造業指数<2月>

・3/01(水)

08:50 【日】法人企業統計調査-設備投資<10-12月期>
09:30 【豪】GDP<10-12月期>
10:00 【中】製造業購買担当者景気指数(PMI)<2月>
10:45 【中】財新 製造業PMI<2月>
17:50 【仏】製造業PMI-改定値<2月>
17:55 【独】製造業PMI-改定値<2月>、失業者数<2月>、失業率<2月>
18:00 【EU】製造業PMI-改定値<2月>
18:30 【英】製造業PMI<2月>、消費者信用残高<1月>
22:00 【独】CPI-速報値<2月>
22:30 【米】個人所得<1月>、個人消費支出<1月>、コアCPEデフレーター<1月>
24:00 【米】☆ISM製造業景況指数<2月>、建設支出<1月>
28:00 【米】☆米地区連銀経済報告ベージュブック

・3/02(木)

09:30 【豪】貿易収支<1月>、住宅建設許可件数<1月>
16:00 【独】輸入物価指数<1月>
18:30 【英】建設業PMI<2月>
19:00 【EU】失業率<1月>、消費者物価指数(HICP)-速報値<2月>、生産者物価指数(PPI)<1月>
21:30 【米】チャレンジャー人員削減数<2月>
22:30 【米】新規失業保険申請件数<前週>

・3/03(金)

08:30 【日】☆CPI<1月>、失業率<1月>、有効求人倍率<1月>
14:00 【日】消費者態度指数<2月>
16:00 【独】小売売上高<1月>
17:50 【仏】サービス業PMI-改定値<2月>
17:55 【独】サービス業PMI-改定値<2月>
18:00 【EU】サービス業PMI-改定値<2月>
18:30 【英】サービス業PMI<2月>
19:00 【EU】小売売上高<1月>
24:00 【米】☆ISM非製造業景況指数<2月>
27:00 【米】☆イエレンFRB議長発言

【注意!】
ドル円への影響度合いを考えてピックアップしています。

FX課長の目線!今週の相場見通し

先週は調整の戻しからの強い下落ということで、
前週の安値もきっちり更新してきました。
この下落がどこまで続くか、というのが
週初のポイントになってくると思います。

調整もありつつも、短期的にはまだ下落もありそうですが、
年初来安値の111.50円が近づいてきている点も
意識しておきたいところですね。

これをしっかりとブレイクすることができると、
トランプ相場による上昇の半値戻しライン109.90円も
見えてくるんじゃないでしょうか。
110円ピッタリのラウンドナンバーも近いということで、
ここはわりと目標になりやすいと思います

ただ、こういったチャートの形を前提として、
今週は今後の相場を左右しうるような発言が出てくる
かもしれないとも思っています。
またまたですが、それはトランプ米大統領の発言です。

火曜(28日)にアメリカの上下両院合同会議において
トランプ米大統領が施政方針演説を行います。
ここで財政出動・減税政策に関する大枠の流れが
見えてくる可能性があるんじゃないかと見ています。

ここで市場の期待に応えられるような内容を出せるか、
これによって、下値をブレイクできるかどうかが
決まってくるんじゃないでしょうか。
トランプ米大統領の動向を中心に、
引き続きニュースをチェックしておきたいと思います。

気になるラインをPick up ! 

(★…最重要 ☆…重要)

★115.00 節目、先々週高値
★114.00 節目
★113.80 先週高値
☆113.00 節目
☆112.50 先週木曜安値

ー現在値ー

☆111.90 先週金曜安値
★111.60 年初来安値
☆111.00 節目
★110.00 節目
★110.90 トランプ相場の半値戻しライン 

【注意!】
週末時点で、FX課長が意識しているラインです。
値動きによって随時変わっていくので、ご留意ください。

FX課長が考える!今週の取引戦略

チャート的には下方向に勢いが出ている状態なので、
短期的には戻り売り戦略を取りたいところです。
ただ、意識されそうな111.60円といったところも近く
あまりおいしい場所はないかもな、とも思います。

加えて、火曜には注目のトランプ演説が控えています。
ここの内容について予測するのが難しいと思っていて、
個人的にはいったんここはノーポジで通過したいな
というふうに思っています。

それを見極めたうえで、方向性が出た方向に
エントリーしていくチャンスをうかがっていく
というような形になりそうですね。

ということで、ポイントとなるイベントが火曜で
ちょっと時間的にすぐというところもあるので、
週初はまずは短期的なエントリーになりそうです。
勝負はイベント通過後かな、というイメージ。

もちろんチャンスがあれば別なんですが、
動くタイミングを見極めつつ、
焦らずエントリータイミングを待ちたいですね!