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今週のイベントに注目!!そろそろ終わる?下げトレンド

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先週(6日~)のドル円は前半、前週(1月30日~)に引き続いて、
頭の重たい展開となっていました。

月曜(6日)にはさっそく前週安値でもあった重要ライン112円を
割り込んで、111円半ばまで値を下げていきます。
ただ、これも前週に引き続き、さがったところでは
相当しつこい買いがあるようで、なかなか下に走る展開にはなりません。

結局、これ以上の下攻めをすることはできずに
112円前後を推移していると、木曜(9日)にトランプ米大統領の
減税政策に関する発言などもあって、ドル円は113円後半まで上伸し、
113円台をキープしてこの週を引けることとなっています。

これまでの下げの流れから、週末に強めの反発を見せたドル円ですが、
先週の詳細な動きから、振り返っていきましょう。

FX課長が振り返る!先週の相場概況

先週のドル円は、前半は下押しを耐え忍んで、
後半にかけて、トランプ発言もあって押し戻したという形でした。
ということで、

(1)週前半の下押し局面
(2)週後半のリバウンド局面

の2つに分けて振り返っていきます。

(1)週前半の下押し局面

前週のドル円は114円台から112円台まで値を大きく下げ、
一貫して上値を切り下げながらの下落トレンドを作っていました。
そんな中、112円の節目がサポートとして機能して、
ここでなんとか耐えているという形の中で、引けを迎えています。

そして、先週ですが、この弱い流れをそのまま引き継いで、
頭の重たい流れが続くことになります。
月曜は112.40円でスタートしましたが、上への戻しは112.80円が限界、
ヨーロッパ時間に入ると、下げ足を速める展開となっていきます。
そして、深夜には112円の節目もブレイク、
111.60円まで値を下げることになってしまいます。

ただ、前週もそうでしたが、下がったところでのドル円の底堅さは
先週も健在で、112円という重要な節目を割り込んでも、
しつこい買いが入って、下げが加速するという展開にはなりません。

翌日火曜の東京時間では111円台でウロウロしていましたが、
その後、112円台に押し返すと一気に112.50円まで値を伸ばしました。
ただ、上値切り下げが続く展開の中、
月曜につけた112.75円、あるいは、112.60円あたりが意識されて、
これ以上、強く戻していくことはできません。

こういった中、水曜(8日)には再度下を目指す局面もありますが、
下のほうも固く、前回の下落局面での安値111.60円には届かず。
上値を切り下げながら、下も固いという状況で、
そのレンジは111.50円~112.50円というところまで狭まってきました。

(2)週後半のリバウンド局面

翌日木曜(9日)は、下が固く値が下がらない中、
短期足でジリジリとした上昇トレンドを作っていきます。
この時、中期での下落トレンドを崩すポイントとしては、
112.50円が強く意識されていたように思います。
ちなみにこのライン、月曜、火曜、水曜と、
戻し局面で頭を抑えられているところです。

そして、このレジスタンスにジリ上げが挑むという形でしたが、
この勝負の結果は、ジリ上げの勝利になります。
112.50円をブレイクすると、一気に値をノアして113円も突破。

そのままスルスルと値を伸ばしていくと、翌日金曜(10日)には、
113.85円という先週の高値をつけました。
なお、この金曜には、トランプ米大統領が法人税減税策を2、3週以内に
発表するという発言も出ています。

こういった背景もありつつ、いったんドル円は底入れをして、
いったん上に戻す展開となったわけです。

その後は、上昇に対する調整も出て、一時は113円を割り込んでいますが
週の引けとしては113.20円あたり。
「そろそろ下げトレンドは終わる?」と、可能性を感じさせるようなところで、
先週は終える形となっています。

今週の重要イベントをPick up !

(★…最重要 ☆…重要)

・2/13(月)

08:50 【日】☆国内総生産GDP)-速報値<10-12月期>

・2/14(火)

10:30 【中】消費者物価指数(CPI)<1月>、生産者物価指数(PPI)<1月>
13:30 【日】鉱工業生産-確報値<12月>、黒田日銀総裁発言
16:00 【独】GDP-速報値<10‐12月期>、CPI-改定値<1月>
18:30 【英】CPI<1月>、PPI<1月>、小売物価指数<1月>
19:00 【EU】鉱工業生産<12月>、GDP-改定値<10‐12月期>、ZEW景況感調査
19:00 【独】ZEW景況感調査<2月>
22:30 【米】PPI<1月>
24:00 【米】☆イエレンFRB議長発言
27:00 【米】☆カプラン ダラス連銀総裁発言

・2/15(水)

18:30 【英】失業者数<1月>、失業率<1月>、ILO失業率<12月>
19:00 【EU】貿易収支<12月>
21:00 【米】MBA住宅ローン申請指数<前週>
22:30 【米】ニューヨーク連銀製造業景気指数<2月>、☆小売売上高<1月>、☆CPI<1月>
23:15 【米】鉱工業生産<1月>
24:00 【米】NAHB住宅市場指数<2月>、企業在庫<12月>、☆イエレンFRB議長発言
26:45 【米】☆ハーカー フィラデルフィア連銀総裁発言
30:00 【米】対米証券投資<12月>

・2/16(木)

09:30 【豪】新規雇用者数<1月>、失業率<1月>
21:30 【EU】ECB理事会議事録
22:30 【米】☆住宅着工件数<1月>、建設許可件数<1月>、フィラデルフィア連銀製造業景気指数<2月>、新規失業保険申請件数<前週>

・2/17(金)

18:00 【EU】経常収支<12月>
18:30 【英】小売売上高<1月>
19:00 【EU】建設支出<12月>
24:00 【米】景気先行指数<1月>

【注意!】
ドル円への影響度合いを考えて、ピックアップしています。

FX課長の目線!今週の相場見通し

ドル円はここのところ、ずっと下落トレンドが続いていましたが、
先週末にようやく、反発らしい上昇が起こっています。
この反発の背景には、トランプ米大統領の減税政策に関する
言及もあったということで、もしかすると下押しのきっかけに
なってくる可能性もありそうに思います。

また、先週終わりに行われた注目の日米首脳会談、
トランプ米大統領が円安に対して注文を付けてきたり、
あるいは、金融政策に対して文句を言って来たり、
そういったところも警戒されたわけですが、
蓋を開けてみると、結果は笑顔の安倍首相でした。

若干日本に対していきなりフレンドリーすぎて
逆にちょっと怖いところもありますが、
とりあえずは、これはドル円に対してもプラスの反応が
期待できそうな気がする、という状況ですね。

チャート的には、1月27日の115.35円から始まった
短期での下落トレンドは先週末の時点で
いったん上にブレイク、終了している形です。
これを見ると、115.35円を目指しそうにも見えますね。

ただ、年始の118.60円からの長めの下落トレンドで見ると、
まだ、判断は少し迷うところで、ちょうどここを起点とする
下落トレンドラインのあたりで現在揉み合っていて、
これを上抜けできるかどうかは、ポイントになってきそう。

ひとまずは、日米首脳会談を経てスタートする今週ですが、
先週終わりからの上昇の勢いがどこまで続くかに
注目しておきたいと思います。

気になるラインをPick up !

(★…最重要 ☆…重要)

★115.35 1月27日高値
★115.00 節目
☆114.50 1月27日からの下落76.4%戻しライン
★114.00 節目
☆113.85 先週金曜高値

ー現在値ー

☆113.00 節目
☆112.80 先週金曜安値
★112.60 先週火曜高値
☆112.00 節目
★111.60 先週安値

【注意!】
週末時点で、FX課長が意識しているラインです。
値動きによって随時変動していくものなので、ご留意ください。

FX課長が考える!今週の取引戦略

ドル円は下落の流れが一服してきそうな感じになってきました。
短期的な動きで言えば、ロングを狙っていきたい気がしています。
ただ、長い目線でドル円の調整の下落局面が終わったと判断するのは
まだちょっと時期尚早な感じがしていて、もう少し様子を見たいですね。

なお、仮に上を目指したとしても、いったんは115.35円が目処に
なってきそうな気がしますね。
ここがダウ理論的に、長い目線で下落が終わるポイントと見ています。
ここをしっかり超えられるには、それなりの材料が必要な気がしていて、
その点で気になるのは、噂のアメリカの軽減政策の行方になります。

これがすんなり飛び出して来れば、株価の上昇に連れて、
リスクオンでドル円の上昇が起こってもおかしくない気もします。
そうなると、長い目線でも調整がいったん終わりそうですね。

まずは日米首脳会談を終えての反応に注目ですが、
ひとまずは短期で押し目買いを狙いつつ、他の材料も待って、
うまくいけば伸ばしていきたいな、というイメージです。

今週はイエレンFRB議長の発言も予定されています。
このあたりも意識しつつ、がんばっていきましょう!