新年あけましておめでとうございます!!年初の注目紹介

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年初ですが、ドル円はいきなり上下に激しく動きましたね。

先週火曜(3日)には、いきなり昨年末の最高値をトライします。
しかし、ここは高値更新ならず118円半ばで跳ね返されます。

すると、この高値更新が響いたのか、ここから大きく下落、
金曜(6日)早朝には115円を割ろうかという局面もありました。
この節目はなんとか守って、この後は117円半ばまで戻しますが、
現在は再び下落トレンドで116円前半を推移しています。

それでは、詳細に年初からの相場を振り返っていきましょう。

FX課長が振り返る!先週の相場概況

年初から、ドル円は上下に振られて方向感がないながらも、
強いトレンドを作って推移する展開が続いています。
それらのトレンドに注目しながら、

(1)年初の高値トライ
(2)高値トライ失敗後の強い下落
(3)アメリカ雇用統計前後の動き

の3つに分けて、振り返っていきます。

(1)年初の高値トライ

年初の正月休みで、先週火曜(3日)の東京時間までは
ドル円は117円前半を中心にウロウロする、あまり動きがのない相場。
本格的に動き出したのは、火曜のヨーロッパ時間からでした。

ここからは、12月30日からの下値切り上げの上昇の流れを引き継いで、
ヨコヨコの上値ブレイクからの上攻めが始まっていきます。
一気に118円台にしっかり乗せて、年末につけた高値118.60円を
射程圏内にとらると、ISM製造業景況指数の発表を迎えます。

この指標は好結果となり、強い上伸を見せて高値トライ。
この流れで118.60円に到達しますが、わずかに高値には届かず、
逆にここから上ヒゲを作っての反転となってしまいます。
そして、このまま117.20円まで値を落とす転換となります。

翌日水曜(4日)は東京株式市場の大発会でしたが、
この日は日経平均が大幅高のリスクオンの流れ。
ドル円も上昇の展開となりますが、前日の高値までは伸ばせず、
ここでは118.20円が限界となっています。

(2)高値トライ失敗後の強い下落

年末の高値トライ失敗、上値切り下げという中、
ヨーロッパ時間から、ズルっと下落が始まっていきます。
そして、前日のISM製造業景況指数後の安値117.20円を割り、
117円まで値を落としてしまします。

ここで、12月30日から続いていた、上値切り上げ、下値切り上げの
上昇トレンドはここで完全に終了となっています。
117円をつけた後は、リバウンドで上昇していますが、
結局118円に乗せられないまま、翌日木曜(5日)へと入ります。

大きな流れで、年末の高値トライ失敗となり上値の重さが
意識される中、短期的にも上昇トレンドから下落トレンドとなり、
ちょっと短期のロング勢には厳しい状態。
さらに、翌日にはアメリカ雇用統計も控えています。

こんな背景から、木曜のドル円は「ロスカット大会」とも言われる
急落を何度も繰り返す相場となり、大きく値を落としていきます。
翌日金曜(6日)の早朝には、なんと節目の115円にタッチしそう
な局面もありました。

この後は、雇用統計前のポジション調整も一服して、
金曜の東京時間は急落後のリバウンドによる上昇を続け、
大イベントは116円前後で迎えることになります。

(3)アメリカ雇用統計後の動き

注目の雇用統計ですが、結果は雇用者数は予想を下回ったものの、
前月分が大きく上方修正され、さらに、賃金も大きく予想を超え、
全体としては、強い結果となりました。

ドル円の瞬間的な反応こそ、雇用者数が予想を下回ったことで
下方向でしたが、内容を織り込見始めると、すぐに下げ幅を取り戻し、
逆に大きく上昇、117.20円まで値を伸ばしています。
今週に入ってもこの流れは続き、月曜(9日)は朝から上昇、
117.50円まで値を伸ばしていきます。

ただ、この日の夕方、イギリスのメイ首相のEU離脱に関する発言で、
市場のハードブレクジットに対する懸念が起こります。
これをきっかけに欧州を中心にリスク回避の流れとなっていきます。

それまで上昇トレンドを描いていたドル円も、ここからV字で下落。
ほぼまっすぐの動きで、116円まで値を落としてしまっています。

今週の重要イベントをPick up !

(★…最重要 ☆…重要)

・1/10(火)

09:30 【豪】小売売上高<11月>
10:30 【中】消費者物価指数(CPI)<12月>、生産者物価指数(PPI)<12月>
14:30 【日】消費者態度指数<12月>
16:45 【仏】鉱工業生産<11月>
24:00 【米】卸売在庫<11月>

・1/11(水)……★トランプ次期米大統領の記者会見あり

14:00 【日】景気先行指数-速報値<11月>、景気一致指数-速報値<11月>
18:30 【英】貿易収支<11月>、鉱工業生産<11月>、製造業生産<11月>
21:00 【米】MBA住宅ローン申請指数<前週>
23:15 【英】カーニー英中銀総裁発言

・1/12(木)

08:50 【日】経常収支<11月>、貿易収支<11月>
14:00 【日】景気ウォッチャー調査<12月>
16:45 【仏】CPI-改定値<12月>
19:00 【EU】鉱工業生産<11月>
21:30 【EU】ECB理事会議事要旨
22:30 【米】輸入物価指数<12月>、輸出物価指数<12月>、新規失業保険申請件数<前週>、☆ハーカー フィラデルフィア連銀総裁発言、☆エバンス シカゴ連銀総裁発言

・1/13(金)

未定  【中】貿易収支<12月>
09:00 【米】☆イエレンFRB議長発言
16:00 【独】卸売物価指数<12月>
22:30 【米】☆小売売上高<12月>、卸売物価指数<12月>
23:30 【米】☆ハーカー フィラデルフィア連銀総裁発言
24:00 【米】企業在庫<11月>、☆ミシガン大学消費者信頼感指数-速報値<1月>
28:00 【米】月次財政収支<12月>

【注意!】
ドル円への影響度合いを考えて、ピックアップしています。

FX課長の目線!今週の相場見通し

ドル円は、大きな流れでは、昨年末からのトランプ相場で
上昇の中にありますが、直近の動きとしては118.60円で
2回跳ね返されて、上値の重たさを感じさせられる状態です。

かなり上昇をしてきたということもあるので、
いったんはこのあたりで揉み合いを作ってくる流れに
なりやすそうに見えます。
とりあえずは、先週の高値118.60円と安値115円が
意識されている感じでしょうか。

現在は下落トレンドが出ているので、115円あたりまで
迫った時には、この周辺での反応に注目しておきたいですね。

とはいえ、今週は大注目のトランプ氏の記者会見が
水曜に予定されています。
ドル円的には、やはりここで為替に関するコメントが出ないか
大注目しておきたいところですね。

どういう材料が出て、どういう方向性になるかは分かりませんが、
(為替にコメントがなくても、ないこと自体が材料になるかも)
この会見は市場的に意識されるポイントなので、
このタイミングからのトレンドにはよく注意したいです。

また、アメリカ地区連銀総裁の発言もいろいろあったり、
金曜にはイエレンFRB議長の発言もありますね。
方向性がない中なので、こういったニュースには注意したいですね!

気になるラインをPick up !

(★…最重要 ☆…重要)

★118.60 先週高値、2016年12月高値
☆118.00 節目
★117.50 今週月曜高値
☆117.00 節目
 116.50 今週火曜24時上値

ー現在値ー

★116.00 節目
☆115.70 アメリカ雇用統計直後下値
★115.00 節目、先週安値
☆114.70 2016年12月13日安値
☆114.00 節目

【注意!】
週末時点で、FX課長が意識しているラインです。
値動きによって随時変動していくものなので、ご留意ください。

FX課長が考える!今週の取引戦略

現在の相場は、細かいトレンドで上下しているので、
できれば、目線を短くしてのトレードをしたいところです。
ただ、トレード時間の制約もあると思うので、
あまり無理にトレードしようとしないでもいいかなと思います。

基本的には、現在は115.00~118.60円での揉み合いを
中心にして見ていくつもりです。
その中で細かいトレンドに乗れたら乗る、というイメージです。

ただ、そういう細かい動きよりも大事なのは、
なんといっても水曜のトランプ氏の記者会見でどういった
動きが出てくるか、というところだと思っています。

出てみるまで、どうなるのかは分かりませんが、
どういう動きが出ても対応できるようにしたいですね。
そういう意味では、今週はとくに水曜という時間軸を
意識して戦略を練っておくべき1週間かもしれませんね。

ということで、今年もまた1年がんばっていきましょう!
どうぞよろしくお願いいたします!!