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アメリカ大統領選挙でドル円乱高下!

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こんにちは、FX課長です!

先週(7日~)は、アメリカ大統領選挙で乱高下の1週間でしたね。
開票前のドル円は、ヒラリー候補のメール問題が一段落したことで、
上昇傾向となって105円台に乗せてきていました。

しかし、水曜(9日)の開票開始後、トランプ候補の優勢が報じられると

下落へと転じ、一時は101円前半まで下落する展開となっていきます。
トランプ候補が確定となると、その大きな下落の反動もあり、
ショートカバーで上昇していきます。

ところが、これが単なるショートカバーで終わらず
本格的な上昇へとつながっていき、あっさりと開票前の高値を更新。
翌日木曜(10日)も上昇が続き、107円手前まで値を伸ばしています。

その後も強い下落はなく、週の引けは106円半ばという、底堅い流れ。
この上昇はどこまで続いていくのか、という状態ですね。
それでは、先週の相場についてもう少し細かく見ていきましょう。

FX課長が振り返る!先週の相場概況

先週はアメリカ大統領選挙がポイントだったので、

(1)アメリカ大統領選挙開票前の上昇
(2)アメリカ大統領選挙開票当日の乱高下
(3)アメリカ大統領選挙後の強い上昇

の3つに分けて振り返っていきます。

(1)アメリカ大統領選挙開票前の上昇

前週(10月31日~)はヒラリー候補のメール問題の再燃から
久しぶりのドル円下落の週となっていたわけですが、
先週月曜(7日)は、上に窓を開けての強いスタートとなりました。

この背景には、ヒラリー候補のメール問題について、
FBIが捜査を終了したという報道があり、
この問題の一段落を受けて市場に安心感が広まったことがありました。

これを受けて、一時は広まっていた「トランプ候補が勝つんじゃないか」
という懸念は収まったということで、開けた窓も閉めないまま、
ドル円は上昇を続ける展開となっていきます。

この流れは、アメリカ大統領選挙の投票日である翌日火曜(8日)も
変わらず、この日の終わりには105円に乗せてきていました。
こういった強気な流れの中、開票の水曜(9日)へと入っていきます。

(2)アメリカ大統領選挙開票当日の乱高下

開票が始まり序盤の開票速報によって、
104.40円をつけたり、105.40円をつけたりと上下に動く中、
徐々にトランプ候補の優勢が明らかになっていきます。

クリントン候補の勝利をほぼ見込んでいたところから、
意外な接戦、そして、トランプ候補の優勢となってきたことで、
リスク回避の流れが進み、10時頃からドル円は下落を強める
展開へと流れが変わってきました。

その後は、さらにトランプ候補の優勢が明らかになっていき、
まさかの勝利も現実味を帯びていく中で、下落の足を強め、
月曜に開けた窓を閉めて、103円を割り込んでいきます。

それでも下落は止まらず、激しい上下を繰り返しながらも
なんと101.20円まで値を落とすことになりました。
実にこの日のこれまでの高値から4円以上も落ちた計算ですね。

そして、トランプ候補が確定となると、
いったんショートカバーの流れで上昇が開始します。
かなり早いスピードで103.80円近くまで戻すと、
ここでいったん、下げが再開しますが、意外にも下値が固く、
103円を割ってこれません。

この下値の固さの理由は、トランプ候補の勝利宣言の内容が
アメリカ経済にプラスをもたらすと期待させるようなもの
だったことや、それまでの過激発言が封印されていたこと
などが挙げられるようです。

この後はズンズン上昇を続けていき、
なんと、105.50円というここまでの日中高値もブレイク、
それでも上昇は止まらず、この日のうちに、
105.90円近くまで上値を更新しています。

結局この日のローソク足は、
下髭のものすごく長い陽線で、ほぼ高値引けになっています。
非常に強さを感じさせる終わり方でした。

 

(3)アメリカ大統領選挙後の強い上昇

開票結果が明らかになった翌日木曜(10日)は、
東京時間の始まりこそ調整する局面があり、
一時は105円にタッチしていますが、ここを明確に
割ってくるほどの勢いはありません。

結果的に105円の節目できれいに跳ね返された形で、
その後、ヨーロッパ時間に入ってもう一段の上昇へと
入っていきます。

前日高値105.90円をあっさりブレイクすると
一気に107円手前まで値を上げてきました。
ちなみに、107円にはバリアオプションもあったそうで、
いったんはここで防戦売りによって跳ね返されます。

この107円はかなり固く、翌日金曜(11日)も
ここをブレイクすることはできず、106円近くまで
値を落とす局面もありましたが、まだ崩れていきません。

106円台をしっかりキープしたまま、
106.60円で週の引けを迎えています。

今週の重要イベントをPick up !

(★…最重要 ☆…重要)

・11/14(月)

08:50 【日】☆国内総生産GDP)-速報値<7‐9月期>
10:00 【日】黒田日銀総裁発言
11:00 【中】鉱工業生産<10月>、小売売上高<10月>
13:30 【日】鉱工業生産-確報値<9月>
19:00 【EU】鉱工業生産<9月>
24:00 【EU】ドラギECB総裁発言

・11/15(火)

09:30 【豪】豪中銀金融政策会合議事録
16:00 【独】GDP-速報値<7-9月期>
16:45 【仏】消費者物価指数(CPI)-改定値<10月>
18:30 【英】CPI<10月>、生産者物価指数(PPI)<10月>、小売物価指数<10月>
19:00 【EU】GDP-改定値<7‐9月期>、貿易収支<9月>
19:00 【英】カーニー英中銀総裁発言
22:30 【米】☆小売売上高<10月>、ニューヨーク連銀製造業景気指数<11月>、輸入物価指数<10月>、輸出物価指数<10月>
23:05 【米】☆タルーロFRB理事発言
24:00 【米】企業在庫
27:30 【米】☆フィッシャーFRB副議長発言

・11/16(水)

17:00 【米】☆ブラード セントルイス連銀総裁発言
18:30 【英】失業率<10月>、失業者数<10月>、ILO失業率<9月>
21:00 【米】MBA住宅ローン申請指数<前週>
22:30 【米】PPI<10月>
23:15 【米】☆鉱工業生産<10月>、設備稼働率<10月>
24:00 【米】NAHB住宅市場指数<11月>
30:00 【米】対米証券投資<9月>

・11/17(木)…☆安倍首相とトランプ次期大統領と会談@ニューヨーク

09:30 【豪】就業者数<10月>、失業率<10月>
18:30 【英】小売売上高<10月>
19:00 【EU】消費者物価指数(HICP)-改定値<10月>
22:00 【米】☆ブレイナードFRB理事&ダドリー ニューヨーク連銀総裁発言
22:30 【米】☆CPI<10月>、住宅着工件数<10月>、建設許可件数<10月>、失業保険申請件数<前週>、フィラデルフィア連銀製造業景気指数<11月>
24:00 【米】☆イエレンFRB議長発言

・11/18(金)

16:00 【独】PPI<10月>
17:00 【EU】ドラギECB総裁発言
18:00 【EU】経常収支<9月>
19:30 【米】☆ブラード セントルイス連銀総裁発言
23:30 【米】☆ジョーカンザスシティ連銀総裁発言、ダドリー ニューヨーク連銀総裁発言
24:00 【米】景気先行指標総合指数<10月>

【注意!】
ドル円への影響度合いを考えて、ピックアップしています。

FX課長の目線!今週の相場見通し

トランプ次期大統領が確定して以降、意外にもドル円は強い上昇を
見せている状態です。
1度は上値抵抗になることの多い200日線もあっさり超えており、
勢いの強さはかなりのもののように感じますね。

チャートだけから判断すると、これは上目線、
どこまで上がるのか、というところに注目したい1週間に
なりそうです。

ただ、当然、これだけ上昇してきているので、
調整する場面も出てくると思われます。
その勢いが弱い間は気にしなくていいと思いますが、
加速してきた時には、強い下落が出る可能性にも
留意しておきましょう。

市場の状況としては、トランプ次期大統領の政策面に
期待が集まっていて、NYダウやアメリカ長期金利の上昇が
核となってのリスクオンの流れです。

ただ、ことドル円に関して言うと、懸念材料もあって、
トランプ次期大統領が掲げるアメリカの復活のためには、
円安が邪魔になるというところです。
このあたりに対して、何かコメントが出てくると怖いので、
そのあたりには注意したいですね。

それ絡みの話が出てくるかどうか分かりませんが、
安倍首相とトランプ次期大統領の会談は警戒しておきます。

気になるラインをPick up !

(★…最重要 ☆…重要)

★110.00 節目
★109.00 節目
★108.00 節目
☆107.90 6月7日高値
★107.00 節目

ー現在値ー

★106.00 先週金曜安値、節目
☆105.50 10月高値、先週水曜午前高値
★105.00 先週木曜安値、節目
☆104.30 先週火曜安値
☆104.00 節目
★103.00 節目

【注意!】
週末時点で、FX課長が意識しているラインです。
値動きによって随時変動していくものなので、ご留意ください。

FX課長が考える!今週の取引戦略

新しいニュースや、勢いのある下落には注意が必要ですが、
押し目買い戦略で今週はやっていこうと考えています。

問題はどこまで押すかですが、
下げる局面の動きを注視しながら、106円、105円の節目で
サポートされるのを確認したいところですね。

できるだけ下に引き付けたいですが、
これは週初からの動きを見ての状況によりけりですね。
ただ、ボラティリティが高くなっているので、
ストップまでの値幅を考えながら、枚数を減らしたエントリー
になりやすい気がしています。

あくまで金額ベースでリスクを押さえるように
枚数をコントロールすることが大事になってくる局面だと思います。
いつも通りにやってると、値幅がいつもより大きいため、
でかい損失を食らってしまう可能性がありますからね!

また、これもいつも通りと言えばいつも通りなんですが、
ロングを持っているなかで強い下落が来た場合はあきらめが大事。
また、上がってきたらエントリーし直してもいいわけなので、
下手に粘らず、いったん撤退することを心がけましょう!

ということで、ちょっと荒れそうな相場環境なので、
いつも以上にシートベルトをしっかり締めてがんばりましょう!